1回目の挫折から何十年もたったある日。
新婚1年目。妻から「やっぱり、矯正してほしい。」と言われました。
付き合ってからずっと気にしていたことなのでしょう。
小学校のとき、歯科医に治療を諦められた歯と一生暮らしていくしかないんだ!
と思い込んでいた私にとって、背中を強く押してくれる心強い一言でした。
早速、大きな病院に行きました。ドキドキ、また匙を投げられるのでは。
歯科医より「治しましょう。」前向きなコメントに喜びもひとしおでした。
そのあと「左右両方に上下親知らずがあるため、順番に抜いてから歯列を整えます」と
具体的なステップが示されました。感動です!
私の歯でも、キレイな歯列になるんだ!と。
まずは左側の上下の親知らずを抜きました。
当時、30歳の男が、口腔外科にて、看護師さん5人がかりで口を開き、体を押さえられ、
抜歯となりました。部分麻酔はしました。
最中は痛くなかったのですが、直後から大きな腫れには驚きました。
ちょうど、夏期休暇をとっていたので、誰にも会わずに済みました。
さて、次は右側の上下の親知らず抜歯しようと考えていたとき、
事件が起きました。突然の異動人事です。
あっけなく、歯科矯正は白紙に戻ってしまいました。
コメント
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