今回、歯科矯正を始めるにあたって、３軒の矯正歯科医院に行きました。
ドキドキしながらA医院、Bクリニック、H歯科矯正医院という３医院を回りました。
３医院とも、説明内容も違うし、治療方針も違いました。
その中で、今回H医院に決めました。選ぶポイントを順番にお話しします。
まずは１つ目。【１】丁寧で具体的な説明です。
多額の投資となる歯科矯正。投資するに見合う医療サービスを受けることができるのか。重要ですね。
金額が安いに越したことはない！でも…説明不十分は論外です。
①まずはA医院に行きました。初診相談は０円という大変魅力的なコスパでした。
しかし、A先生は私の歯をさらっと眺めた後、「うーん、どうかな。ある程度まで治るんじゃない？」「ほかのところにも行ってみた？」とのこと。私は「以前、２回トライしたが諦めてしまった歯科矯正のため、詳しいお話を聞いて覚悟をもって始めたいんです」と伝えました。すると、Ａ先生から「あ、そうなの？」「子供のころ、治しておけばよかったのにね」と返答がありました。
そんな取り付く島もない会話をされてしまいました。
A先生は名医かもしれませんが、私はA先生のところには通いたくないと感じました。
②次に、Bクリニックに行きました。B先生のところは初診で事前の検査を行うため、３３００円かかるといわれました。A医院の苦い経験をしていた私は、ある程度の治療方針を示すために、３３００円に価値があると考えました。専門知識が豊富なB先生は、次々と専門用語を多用して私に現状と課題、治療方針を提示してくれました。私が理解できたのはおそらく５割くらいです。きっと理解不十分な、だらしない表情を浮かべていたのでしょう。B先生から「ちゃんと、僕のホームページ読んできたの？」「これは書いてあったことだよ」「矯正するなら、絶対知っておかなきゃ！」とご指導いただきました。これから、長期間、B先生に受診のたびにご指導を受けながら歯科矯正を続けていけるか自信がもてませんでした。もとい、覚悟できませんでした。
③最後に、H歯科矯正医院に行きました。初診相談料は必要と思っていたところ、H先生のところは無料でした。またA先生のようにさらっと見られるだけかな？と想像していましたが、その予想は外れました。なんと無料なのに、B先生のところ並みに事前に検査をしてくださったのです。レントゲン、口腔内の撮影などなど。それらをもとに、しっかりと先生による見立てを話してくださいました。
所見として、
（１）上前歯は人の３倍以上、反り上げている。
➡上あごにスクリューを打って、上前歯を後退させたい。
（２）上下ともに、幅が狭いため、ガタガタに並んでいる。
➡親知らずを左右、上下ともに抜歯。それ以外の歯を抜くかは詳細な検査次第。
とのことだった。わかりやすく、丁寧だった。
「保険適用になれば、３割負担で済む」と聞いた私はコストを下げようとしたものの、
H先生は丁寧に、しかし、はっきりと「あなたの歯は骨格自体はキレイ。左右のずれがあるものの、それ自体を動かすと、顔全体のバランスが崩れる可能性がある。そのため、顎変形症として、手術を伴う歯科矯正はお勧めしない」とおっしゃいました。
この【１】丁寧で具体的な説明があったことがひとつ、好印象だったため、
H矯正歯科医院に決めました。次回以降、他のポイントも解説します。
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